大阪ドリームランド
Q壱さんが絵と漫画を描くブログ
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読んだ本どりゃああああ!
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『おカネで世界を変える30の方法』

以前紹介した『世界から貧しさをなくす30の方法』のシリーズの一冊です。


前回のソレと同じでええことようさん言うてます。

こういうのちゃんと読まなあかんね…。


僕らが銀行や郵貯に預けてるお金が軍事費に変わる話から始まって、

前回のソレと同じくグローバル経済がいかに貧困を作り出しているか、

そして、本当は週2日働くだけでいい話や、NPOバンクの話、

あとはグッズ減税・バッズ課税とかね、

そういう知っておかないとよくないことが分かりやすく書かれてますので、

これまたお勧めでございます。ぜひ。



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『芽むしり仔撃ち』

大江健三郎さんの初期の代表作なんですけど、初めて読みました。

ものごっつおもしろかったです。

読んでよかった…!もの凄くよく出来た傑作ですね…。


文章がどうとか文学性がどうこうとか以前に、

普通に読み物としておもしろかったです。

誰でも「おもしれ~」って夢中になりながら読める作品と言う感じです。

臭ってくるような情景描写とかもね…、ほんとに素晴らしいです。


なんていうかね…、こう…、久々に

「漫画でパクったろかな」と思わせられる作品でした(笑)。

漫画・アニメで言いますと、宮崎駿さんあたりもたぶん影響受けてますよね…。

読んでてそういう風に感じられるシーンがちょこちょこありました。


だからあれよね…

僕も影響受けていかなあかんよね(笑)。

なにはともあれ、久しぶりに深い感銘をうけてしまいました。

自信持って人にお勧めできる作品です。

まだ読んだこと無い方は、ぜひぜひ。


あとね…、

新潮文庫やからありがちと言えばそうで、

これ触れたら負けなんでしょうけど、


最後の解説で平野謙っていう評論家がね、

なんとかしてこの作品を否定してやりたいという子供っぽい意地を

感じさせる解説を書いてます。

それが気分悪いです。


要はリアリティが無いみたいなことを言うとるんですけど、

読めば分かるんですが、そこがこの作品の主題ではないです。


僕はあんまりものを知らん人間ですので知らんかったんですが、

平野謙って戦時中に情報局(大本営発表書いてたとこ)に

おったオッサンですってよ。


ただのアホやないか。腰抜けが。

戦時中情報局にいながら「身は売っても芸は売らぬ」を密かな

信条としていたとか。


おまえ、嘘つけ~?

絶対嘘やわ~?

ういういういういういうい~?


身は売っても芸は売らぬ(キリッ)

はい、絶対嘘~(笑)。


あんまり文句言ったところでもう死んでますからねこの人。

僕が生まれてくる前に。すいませんでした(笑)。




では、また次回~♪

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テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本の話


『世界から貧しさをなくす30の方法』
田中優 樫田秀樹 マエキタミヤコ [編]
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気持ち切り替えてね、本の紹介です。


この本の話をしとかな!って思ったので今回はこれです。

結構前に読んだそれなんですけど、いいじゃないっすか。


あのね、ミスチルの桜井さんもおすすめの本でっせ!


途上国に対する援助とは名ばかりの先進国による搾取が実例をあげて

たくさん紹介されていて、それらがいかにひどいものか、

またそれらに対する僕ら先進国の人間の無知さが書かれてます。


こういう本を学校の教科書にするべきなんですよね…。

地球全体を覆ってるグローバリゼーションの恐ろしさ、

僕らの日常生活がいかに矛盾に満ちたものであるかが

よく分かってほんとに素晴らしい本だと思います。


あのね、中で何度も触れられてるんですけど、

自然の世界で自給自足の生活が成立している人々の暮らしは

豊かで、すごく幸せなものなんですね。


現在色んな人達が子供の頃から必死で努力して、

高校受験で人を蹴落とし、大学受験で人を蹴落とし、

資格を取るため人を蹴落とし、就職活動で人を蹴落とし、

職場で人を蹴落とし、そして、

多大な努力の上に初めて成り立つ「安定した幸せ」というものは、

未開人のような自給自足の社会には既にあったものなのだ

ということを知るためにもほんとによい本だと思います。


本来簡単に手に入る幸せのために、本人はともかく、どれほど

の犠牲が払われているか考える必要があるわけですね…。

自然の中で自給自足の生活をしていた幸せな人達を強引に

貨幣経済の社会に引き込んで、彼らを貧困化させた上に成り立つ

幸せなわけでございますよ。


ああそうかあ…、そうやんなあ…って

色々と反省させられながら読みました。

日々過ごしてますと、そういう途上国の悲劇について考えが及ばず、

消費する事で幸せを感じてしまいがちですよね…。

よくないです、ほんとに…。


っていうか、あれですね、

グローバル化っていうのは、ほんとにもうパンドラの箱ですね…。

人間という動物がやってはいけないことの最たるものの一つ

だったんだと思います。


しつこくまた言いますけど、今、TPPが進んでるでしょ?

終わってますよね…。あれ、もう抜けられないんですよ?

ごく一部の超富裕層のために…。どうかしてますよね…。


大手メディアとそのクライアントが悪いんですけどね…。

もう、ほんとに…。


途上国からの搾取で作り上げた不幸な世界が、

更なる内側への搾取を呼び込んで、さらに不幸な世界になっていきます。

ほんまに…。もう終わってる…。


でも、なんとかせんとね…。




『抵抗人名録 私が選んだ77人』佐高信
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こっちはついこの間読んだ本です。

おもしろかったっす。


週間金曜日の佐高信さんがアレした

『抵抗人名録 私が選んだ77人』というソレです。


「権力に抗する市民」の人物カタログ、ということで、

誰でも知ってるような芸能人の名前もたくさん並びます。


結構意外な人が出て来たりで、

二宮清純なんかがわりとリベラルな人間やったとかで

ええーー!?ってなったりしました(笑)。

いまだに信じられん…(笑)。分かった上でも好きになれん(笑)。


三國連太郎さんの半生がまるで名作文学のようだったりとか

僕は全然知らなかったことばかり、ほんとに面白かったです。

TVなんてどうしようもない人間が集まるところですけど、この一冊を

読んでおくことで、「頑張れ!」と密かに応援できる気持ちになります。


著者の佐高さんは「迷いの無い人に私は親近感を覚えない」ということで、

迷いのある抵抗人たちが紹介されているのがよいです。

個人的に。


僕なんかもね…、やっぱりね、日々、迷ってますからね…。

迷ってます。ごっつう迷ってます。

僕は迷ってますよ。

(まさかの78人目入りを狙う男)


冗談はともかく、

ポンポンポンとテンポよく色んな人を紹介してますので、

読んでてしんどさが無くほんとに楽しい本でもありますので、

ぜひぜひ読んでみてください。



では、また次回~。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

『人生の親戚』(大江健三郎)を読んだで~
イラストや漫画を描いた時に一緒に語ってきた小説の話などを

これからちょっと独立したカテゴリーでやっていこうかなと思います。


では、どうぞ!

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そんなわけで!

前に言ってた『人生の親戚』(大江健三郎)、読み終わりました。

ずいぶん前に読み終わってたんですけど、語る機会を逃してました。


いや~、おもしろかったです!

(↑オマエはほんまにそれしか言えんのか!!)

という痛い自分ツッコミも添えまして、感想なんですが。


あのね、読んでよかったです。ほんとに。


どうゆう話かっちゅうとですね、

知的障害を持った兄と、いじめから逃げようとして車にはねられて

車椅子での生活を送ることになった弟という二人の息子を持つ

女性がおるんですわ。


でね、その二人の息子が自分達の持つ障害に絶望して二人一緒に

海のそばの崖から飛び降りて自殺しようとするんですよ。


車椅子に乗ってる弟の方が崖まで来て躊躇するんですけど、

知的障害のある兄が周りの声をさえぎるように耳を抑えて、

一人で一気に崖からポーンッと飛び降りてしまうんですね。


それを見て躊躇してられなくなって、弟も車椅子のまま崖から

落ちて亡くなるわけです。


およそ耐え難い二人の障害児のそういうえげつない自殺という事実を、

母であるその女性がボロボロになりながらも、なんとかして

受け入れて乗り越えようとするお話です。


あのね、もっかい言いますけど、ほんとに読んでよかったです。


あの~、あれですよ、

自分の人生に取り戻せない事などがあって苦しんでおられる方は

ぜひ読んでみてください。


取り戻すことなど出来ないこと、耐え難い現実、

そういうものを人間はどう受け止めるべきなのかというね、

そういうアレですよ…。(なんや?アレって?)


でもね、ほんまにね、

オチ言うたらアレですけど、

読み終わってから、僕は何度も

「ああそうか…、そやな…、ほんまやわ…、

きっとそういうことなんやわ…」

というひとり言が出てしまってました。


オチ言うたろか?

言うたろか?

まあ、ええわ…、堪忍したる!(笑)

ちゃんと最初から読まんと説得力ないやろうし。


読み終わってはじめてじんわりとこの「人生の親戚」という

タイトルの意味が分かるようになってますゆえ。


ぜひぜひ読んでみてくださいませ。

「もう読んだことあるわ!おまえの感想、キショいんじゃ!」

っていう方はすいません。すんまそん。

すんまそんでした。


okinawanote.jpg

ツイッターで言ってたんですが、もう『沖縄ノート』も

読み終わってますので、またこのコーナーの次回に語りたいと思いまっさ。


ではまた次回~♪

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